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銅、真鍮、砲金、アルミニウム、ステンレス、鉛、亜鉛、電線、特殊金属、金属スクラップ買取

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スクラップ解説PRODUCT DESCRIPTION

活字鉛 活字合金 

印刷版の高価買取

活版印刷で使用する凸型の鉛製字型です。鉛(Pb)を主成分として錫(Sn)、アンチモン(Sb)を加えて製造されています。メーカーにより混合比率は変わりますが、アンチモンが15%、錫が5%程度含まれます。アンチモンが多くなると硬さが増します。融点は240℃~270℃となります。

活版印刷は羅針盤、火薬と共にルネサンスの三大発明にあげられ、鉛合金を用いた金属活字はドイツ(神聖ローマ帝国)のマインツ出身のヨハネス・グーテンベルクが発明したといわれています。西暦1439年~1445年頃のことです。鉛を主成分とした金属活字による活版印刷により大量に早く書籍が複製できるようになりました。以後、活版印刷は何世紀にもわたり文字印刷の中心となっていました。1970年代あたりから写植を使用したオフセット印刷が台頭し、DTP(Desktop publishing)の発展により活版印刷は急速に縮小していきました。

鉛について

鉛は原子番号が82番の元素です。英語ではlead。元素記号はPbでラテン語のplumbumに由来します。密度は11.34g/㎤で融点は327.46℃、沸点は1749℃です。最も古くから人類が利用してきた金属のひとつで、密度が大きく、融点が低いため容易に溶かすことができます。株式会社八木では鉛リサイクル促進のため、積極的に鉛スクラップを買取しています。

 性質
鉛の特徴的な性質として以下の点が挙げられます。
□重い
鉛の比重は11.34と鉄の約1.4倍の重さで、金属の中では比較的比重が高くなっています。
□融点が低い
融点が327.46℃で容易に溶かす事が出来るため、古くから様々な場面で利用されていました。

 用途
国内での鉛需要は年間20万~30万トンで推移しています。最も多い用途は鉛バッテリーです。その他に放射線遮蔽材、遮音材、鉛管、鉛板、はんだ、バランスウェイト等に使用されています。

 歴史
鉛は古代より人類の生活の中で利用されてきた金属の一つで、紀元前5000~7000年には陶器に酸化鉛が使用され、紀元前3000年頃の古代エジプトでは既に装身具や貨幣、漁網の錘等に使われていました。更にローマ時代には水道用鉛管として利用され始め、重要な役割を担ってきました。
日本では1500年代には弾丸用としての利用がされており、江戸中期には屋根瓦として、明治に入り水道用鉛管が使用され始めました。その後は近代化に伴い鉛バッテリー、様々な工業用材料、建材等に用途開発が行われていきました。鉛の毒性については留意されながら、現在においても重要な金属材料であり続けています



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